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「シルバー」と「プラチナ」はかなり違う！比べてわかる良さ【値段・色・強度】
- 2019年03月04日
こんにちは、FLACIAです
色味は似ているのに値段が大きく違う
シルバーとプラチナ
皆さんは、この2つの貴金属に
どのようなイメージがありますか
パッと思いつくのは
シルバーは安く
プラチナは高い
色は同じような銀色
シルバーは黒くなる
などでしょうか
すぐにわかる違いは
値段だと思います
しかし、シルバーとプラチナには
多くの違いがあります
今回は
シルバーとプラチナを比べてみましょう
甲丸0.9リング
色の違いは反射の違いです
両者ともに銀白色と呼ばれる色ですが
シルバー（SV）はやや白に近く
プラチナ（PT）は、シルバーよりも暗めの色です
同じ環境下で撮影した色を抽出しています
これは光の反射率に違いがあるためです
光の三原色をバランスよく90％以上反射するため
このように白に近い明るい色になります
プラチナは70%~80％の反射になるため
シルバーよりも落ち着いた色になります
重さは比重でチェックしましょう
比重はそれぞれ
純銀：約10.5
純プラチナ：約21.5
比重はプラチナがシルバーの約2倍です
同じ大きさであっても
プラチナは約2倍の重さになります
逆に考えると、同じ重さでもシルバーは
プラチナの2倍の大きさのものを作れます
基本的にシルバー925やプラチナPt900のように
強度を考慮し合金として使用されます
合金では正確に数値は求めにくいのですが
同じ形状の物ならプラチナは
シルバーの1.7倍程度の重量を目安にしてください
普段シルバーを愛用している方には、
プラチナは重く感じます
逆にプラチナを愛用する方には
シルバーは軽く感じるでしょう
傷はビッカース硬さで比べましょう
ビッカース硬さ(Hv)は
物質の硬さの尺度のひとつです
純プラチナは約50Hv
純銀は約30Hv
ハードプラチナ(Pt900)は約120Hv
シルバー925は約70Hv
このように硬さの違いがあります
プラチナに比べてシルバーは柔らかく
傷に弱いことが分かります
硬度は合金にするときの割金が影響します
FLACIAでは、割金にルテニウムを6％含むことで
平均287Hvの硬さのプラチナ(Pt900)を作りました
一般のハードプラチナの2倍以上の硬度があります
傷や強度を気にする方は、
このような指標に注意してくださいね
金属の反応は変色に関わります
変色は酸化など他の物質に反応した結果です
反応してしまうものを知っておきましょう
プラチナは安定性が高く、基本的に変色しません
シルバーは硫化水素と反応し黒くなります
空気中にも硫化水素はあり、温泉などにも含まれます
いぶし銀のいぶし加工に使用されています
シルバー製品は黒くなるので定期的に磨きましょう
花モチーフリング
最も気になる価格について
一番の差はやはり価格ですね
素材の価格は、毎日変動します
2019/2月下旬では
プラチナ：約3,400円/1g
シルバー：約62/1g
となっています
素材の時点でプラチナはシルバーの
50倍以上の値段で取引されていますね
希少性や用途の違いによって
このように大きな違いとなります
同じ重さで金額が大きく違うのも
この点が影響しているためです
いかがでしょうか
似ているように見えても大きく違いますね
困ったことにその違いは
表面に見えない部分で多いといえます
それぞれの素材の違いを知ることで
適正な価格や日常での使用方法など
判断基準になると思います
大ぶりなモチーフや繊細なデザインなど
形状に合わせた素材選びも面白いと思います
お気に入りのジュエリーを
長く綺麗に使うために活用してください！
素敵なジュエリーが見つかりますように！
ミルメレリング
FLACIAではプラチナとダイヤモンドの
ジュエリーを販売しています
プラチナは傷や変形に強い独自配合のPt900
繊細なデザインで普段使いにピッタリです
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1週間日常でご使用いただき
着用感と品質をお確かめいただけます
普段のオシャレとしてもおすすめです
それでは、よい一日を！
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