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貴金属ジュエリー品位の証明「ホールマーク」について
- 2019年08月20日
こんにちは、FLACIAです
今回は、歴史のある刻印
「ホールマーク」についてご紹介します
ジュエリーには金種や宝石の情報が
刻印として記されます
その中で「ホールマーク」と呼ばれる刻印は
品位の証明として使用されてきました
「ホールマーク」という言葉自体は
14世紀から使用されているため
かなり歴史のあるものといえます
ホールマークでは
貴金属の金種、品位、国が分かると言われています
アンティークジュエリーで多く見られますが
刻印は後に加工できるため、
真偽に対して判断はできません
日本でホールマークといえば
独立行政法人「造幣局」が
品位試験の後に証明記号として打刻しています
国ごとにホールマークは変化するので
日本独自のホールマークが使用されます
日本のホールマークは、
日本の造幣局であることから「日本国旗」
ひし形内に千分率での「品位(‰表記)」
プラチナのみ「四角にPt」
これらが刻印されます
例えば、日本国旗<750> があれば
金の品位が75%との証明となります
品位については、
プラチナ製品:4品位
金製品:6品位
銀製品:5品位
で分かれています
品位についてはこちらのブログもおすすめ
花モチーフリング
各国独自のホールマークがあるので
見比べてみるのも面白いです
アンティークジュエリーの魅力の一つで
現在でも証明として利用されている
ホールマークですが問題点もあります
ホールマークを造幣局にて打刻してもらうには
一つひとつ費用がかかり、
また分析に対して時間が必要なことです
作業効率化と経費削減の観点から
FLACIAではホールマークを刻印しておりません
一般的な「Pt900」を刻印しています
信頼できる工房に依頼してるため
品位について、Pt900で間違いないといえます
この点は、
日本の品質管理の高さに助けられています
日本製の信頼度の証明ともいえます
ホールマークは
品位を表すものなので、
技術力などは確認出来ません
そのためジュエリーを選ぶときは
自分の目で細かい技術の確認が必要です
品位にとらわれず
そのものの良さを判断して
選ぶことをおすすめします
FLACIAでは、
本物のリングをレンタルしています
日常で着用しながら、確かな技術をお確かめください
それでは、よい一日を!
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