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プラチナジュエリーに使用される割金とは【金属・成分・品位】
- 2019年05月22日
こんにちはFLACIAです
今回はプラチナの成分についてご紹介
素材を選ぶうえで大切なことです
ご参考に!
FLACIAで使用しているプラチナは
「Pt900」と刻印されています
90%プラチナと10%他の金属
(割金:わりがね)という意味です
日本のプラチナ製品は以下の
Pt999 | Pt950 | Pt900 | Pt850 |
4区分のみで分けられています
プラチナは
どのような金属か想像がつくと思います
では、それ以外の割金はいかがでしょうか
どのような金属が使われているか
明記されることは少ないでしょう
ジュエリーメーカー独自の配分
意図的に異なる金属を入れる場合
様々な企業秘密があります
では、一般的な素材を見ましょう
プラチナに対する割金は
パラジウム | ルテニウム | ニッケル | 銀 |
があげられます。
ニッケルはアレルギーの原因になるので日本では基本使用しません
これらはプラチナと相性が良く
強度 | 光沢 | 色味 |
などを調節するために使用します
プラチナ90%にパラジウムを10%を
割金で使用すると
一般的なハードプラチナになります
ビッカース硬度は平均120Hv程度でしょう
ネックレスなどで利用するPt850で
パラジウム15%使用する場合は、
ビッカース硬度が200Hvまで上がります
品位別のハードプラチナの場合は
このあたりが平均的な値です
FLACIAのプラチナは
プラチナ90%にルテニウム6%配合し
平均287Hvの硬度を示します
ハードプラチナより傷がつきにくい
プラチナといえます
日常で常に使用いただくために
硬いプラチナを利用したジュエリーを
製作しております
繊細なデザインも硬いことから可能になり
これからのジュエリーデザインの
幅がより一層広がる素材です
大切なジュエリーの綺麗さを長持ちさせます!
レンタルをご用意しておりますので
お試しください!
それではよい一日を!
ビッカース硬度は表面の硬さです
ビッカース硬度については、こちら
※間違い、ご不明な点がありましたら、「お問い合わせ」よりご連絡ください。