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日本の宝石・装飾品の歴史_FLACIA

日本の装飾品の歴史【ジュエリー アクセサリー 知識】

  • 2019年12月04日

 

 

こんにちは、FLACIAです

 

 

現代の日本では、ジュエリーやアクセサリーは一般的で、種類を問わなければ老若男女1つは持っていてもおかしくありません

 

 

そんな日本ですが装身具の歴史は海外の長く続く歴史とは全く異なります

特に現代の装身具は明治以降に定着したものといわれています

 

 

そんな日本の宝飾品の歴史を宝石学の観点から、装飾品の歴史をまとめた文献を参考にしてご紹介いたします

 

 

参考文献

大谷 寛(1999)日本における宝石学の歴史について : 年表

  宝石学会誌 b20(1-4), 175-189.

 

 

こちらの文献は、年表が記載されていていつの時代にどのような宝石や装飾品が利用されたか見ることが出来ますので、興味のある方は調べてみてください

 

 

 

甲丸0.9リング

甲丸0.9リング

 

 

 

 

それでは、簡単に歴史を追っていきます

 

 

まず歴史として最も古いものは「玉」で最古のアクセサリーとされ、カンラン石を加工したものとされます

(カンラン石で綺麗なものはペリドットとして宝石になります)

これは紀元前10000年以前の旧石器時代のもののようです

 

 

ここから続く縄文時代は紀元前300年前まで続き、現代の装飾品と変わらないものが作られていたそうです

勾玉や管玉などイメージしやすいものもこの時代に作られています

 

 

他にも、耳飾りや腕輪など多くの装飾品が縄文時代には作られており出土品として発見されています

カンラン石のような加工が容易な鉱石や、有機宝石である真珠が出土していることからも綺麗なものをしっかりと利用していたことが分かります

 

 

次の飛鳥時代では、朝鮮半島との交流によって形状や使い方に変化が起こります

真珠や翡翠が珍重され、勾玉が初めて登場するのはこの時代です

 

 

次の時代、西暦400年頃の古墳時代では、ガラス玉や金銀銅の装身具が作られ利用されるようなになったそうです

この時代の日本書紀には、アワビから真珠が取れるとの記述があるようですね

硬い宝石の加工はできないまでも、金属を利用したものや綺麗な鉱石やガラスなどを利用した装身具がすでにこの時点で完成していることが分かります

有名な「万葉集」の中にも真珠の記載があるように珍重されていたことが分かります

 

 

この時点では、海外の装身具の歴史と変わらずに発展が進んでいるように見えますね

しかし、これ以降には、装身具の利用はなくなります

 

 

鉱物や金属に関しても、工芸品や細工など加工技術の発展はあっても、装身具を目的としてはいません

装身具として使われていたものとしては、簪や櫛と生活必需品となるものでした

一方で、襖の「引き手」や刀の「柄」などには豪華な装飾が施されていることもあります

 

 

当時の日本にとって、見せたい部分や豪華にしたいものが違ったのでしょうか

この辺りは日本の特徴でもあると思います

 

 

一部の見解では、着物など柄が美しいものはそれ以上に装飾する必要がないから使用されないなどもありました

身分制度や服装など様々な原因があり、現代の装身具と通じるものは使用されていなかったそうですが、確定できていないので未だに謎が残る部分のようです

ただ装飾品としての利用がないだけで、水晶の研磨技術などは早期から完成されていたそうです

 

 

このよくわからない空白の時代(約1000年)をこえた江戸時代になると鉱物学などが研究されるようになり、翡翠やダイヤモンドが記載された書物が発刊されるようになります

 

 

しかし、ダイヤモンドなどの宝石は注目されてはいませんでした

明治時代に尾崎紅葉の「金色夜叉」でダイヤモンドが紹介されて一時的に話題になったものの関心は低かったようです

ここまでは、日本の宝石といえば真珠や珊瑚、翡翠という時代です

 

 

 

プレミアム-クラシカルリング

クラシカルリング

 

 

 

 

そこから1920年以降に宝石学書が多く出版され、ジュエリーショップも誕生する時代となりました

しかし、当時の国内情勢では、生活に余裕は少なく、装身具や宝石を持てる状況ではなかったようです

 

 

装身具の歴史に戻ると19世紀後半から20世紀前半で、日本にやっと現代の装身具が宝石付きで現れています

ここでは、キリスト教や海外の影響が大きくあります

それが無かったら、日本では未だに使用していないかもしれませんね

 

 

第二次世界大戦の後に高度経済成長を経験して豊かになった日本では、今と同じような結婚指輪の文化やジュエリー文化が根付きました

 

 

歴史というよりも一昔前のおよそ半世紀で定着したことになりますから、日本人の順応性は素晴らしいですね

貴金属や宝石の美しさや技術に魅了されるのは、空白の時代があった日本でも同じだったようです

 

 

日本は、装身具としての宝飾品の歴史は浅いですが

装身具以外に使用されている加工技術などは、長年受け継がれたものが多くあります

 

 

 

 

花モチーフリング

花モチーフリング

 

 

 

 

日本のジュエリー品質が高いのは、

歴史の中で磨かれた技術があったからかもしれません

お洒落を楽しめるもの今の時代だからこそですね

 

 

いかがでしょうか

空白の時代の理由として明確なものが発見されていないようなので、歴史の流れにしぼってご紹介しました

長くなりましたが、文献にはもっと興味深い内容が多くあります

 

 

名称や場所など省略して記載していますので、詳しく知りたい方はぜひ検索してみてください!

 

 

 

1ダイヤリング

1ダイヤリング

 

 

 

 

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それでは、よい一日を!

 

 

結婚・婚約指輪の歴史についてはこちら>>

 

 


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