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宝石の大切なチェック要素「劈開性」について【ジュエリー・選び方】
- 2019年08月21日
こんにちは、FLACIAです
過去にご紹介した
宝石のポイントブログ
から引き続き
宝石の知っておくべき要素である
「劈開性」についてご紹介いたします
劈開(へきかい)というのは
割れ方の特徴といえます
結晶に対して
縦に割れるのか、横に割れるのか
そんなイメージです
ちなみに劈開がない宝石も多いです
劈開がない宝石として
ルビーやサファイヤのコランダム
ジェイドやネフライトのひすい
この2つが有名です
スクエアリング
劈開をもつ宝石も多くあり、
劈開の種類は方向で分けられます
どの方向と平行に劈開するかで
判断されます
劈開しやすい方向の数としては
1方向に劈開する宝石から
6方向に劈開する宝石など
こちらは数で立体の種類が分かれます
トパーズは
底面に平行の劈開を持ちます
劈開方向の数は1つです
オベリスクのような柱状になります
ダイヤモンドは
4方向に平行な劈開があります
八面体の形で結晶になります
この劈開
割れることがあるとマイナスのイメージに
なりがちですが
それぞれの宝石に施される
カットの手法に大きくかかわります
ダイヤモンドのブリリアントカットも
劈開性があるからこそできる加工なのです
エメラルドカットに
エメラルドの名前がついているのは
エメラルド原石の六角柱をうまく利用したためで
劈開を考えた割れにくいカットの工夫といえます
劈開の無い場合は
翡翠でおなじみの彫加工や
カボションカットのような
ドーム型に研磨することが可能です
ちなみに、劈開以外にも
裂開と呼ぶ方向性のある裂け方があります
劈開と裂開の違いは明確に定義されていますが
内容が分かりにくいので省略します
興味のある方が、検索してみてください
劈開や裂開以外でも
宝石は割れることがありますので
強い衝撃には十分に注意してください
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それでは、よい一日を!
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