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【ヘマタイト・赤鉄鉱】宝石の豆知識
- 2020年01月10日
こんにちは、FLACIAです
宝石の豆知識に
今回は【ヘマタイト・赤鉄鉱】をご紹介します
ヘマタイトは、
金属の鉄を主成分とする鉱石です
磨くことで金属由来の光沢が現れます
黒色と反射率の高さから
ブラックダイヤモンドとも
称される美しさがあります
また酸化で赤色になることから
ブラッドストーンと読んだ時代もあります
現在は他にブラッドストーンと
呼ぶ石があるため使われなくなりました
モース硬度5~6.5
石言葉は、
「勝利・勇敢・自信」など
名前の語源はギリシア語の「血:heima」
和名では「赤鉄鉱」と呼ばれます
ヘマタイトの色は
黒と赤褐色があります
これは酸化により変化します
ヘマタイトは装飾品や
鉄の原料として古い歴史があります
ヘマタイトは語源の血にあるように
血にまつわる使い方をされました
古代ローマでは戦において
軍神マルスの加護を受けるお守りとして
また止血の薬や道具として
利用された記録があります
ヘマタイトを使用したスカラベ
古代エジプト文明の遺跡からは
ヘマタイトを利用したオブジェや置物など
様々なものが出土しています
パワーストーンとしても血に関わり
生命エネルギーを高めるとされます
鉄の原料として利用されていることから
青銅器から鉄器へと原料が変わる時期
日本では古墳時代の6世紀から利用されています
世界的に見るとヨーロッパや中国は
それ以前から鉄器を利用しており
現在に至るまで人類と密接に関係しています
ヘマタイトの赤色は
血のように美しいことから
ヘマタイトを砕き粉末にして
酸化させた赤色の弁柄(ベンガラ)は
顔料として使用されます
ヘマタイトのジュエリーは
加工が容易なため、ピーズや
穴をあけてペンダントにするなど
様々利用されます
カボションカットなどを施し、
リングのトップにも利用されます
宝石として利用されるときは
表面に光沢を持たせることが多いですが
サンドブラストの艶無しの仕上げも
黒が際立ち渋くてかっこいいです
使用とお手入れの際は
注意が必要な宝石といえます
モース硬度は高くなく
引っかき傷に注意が必要です
引っかき傷が多くなると
光沢が失われ表面が白っぽく見えてしまいます
また鉄であるため
酸化=錆が発生します
そのため、水や汗などに非常に弱く
水分に触れた状態にしないことが必要です
水洗いは可能ですが、
水分は残さずに優しくふき取って
完全に乾燥させてください
保管の際にも乾燥させた状態を保ちましょう
黒と艶やかな光沢は
シルバーやプラチナと異なり
明暗のコントラストがとても大きく
とても綺麗で魅力的です
光沢がとても綺麗なので
傷の無い物を選ぶようにしましょう
黒い宝石なので、女性も男性も
カッコよく着用が出来ます
カットの種類もたくさんあるので
ブレスレットがおすすめです
比較的安価に手に入るので
気分を変えたい時に探してみては
いかがでしょうか!
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FLACIAでは
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それでは、よい一日を!
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