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【モアサナイト】宝石の豆知識
- 2019年11月06日
こんにちは、FLACIAです
宝石の豆知識に
今回は【モアサナイト】をご紹介します
輝きや透明度はダイヤモンドにも劣らず、
約2.5倍のファイヤが見られる宝石です
炭化ケイ素で出来ており
天然ではほぼ産出されません
稀に隕石に含まれており、
隕石に含まれるモアサナイトに
無色なものはほぼ存在しません
現在、宝石のモアサナイトは
合成で作られた宝石が使用されます
モース硬度9.5
宝石の中では
ダイヤモンドの硬度10の
次に位置する硬さを持ちます
無色透明の宝石で
ダイヤモンドと間違えられるほどの
輝きを持ちます
フランス人化学者の
フェルディナン・F・H・モアサンに
由来して名付けられました
モアサナイトはダイヤモンドと
比較すると特徴がよくわかります
硬度
モアサナイト:硬度9.5
ダイヤモンド:硬度10
この硬度は、宝石の中で最も硬いグループです
一般的にモアサナイトに傷をつけられるのはダイヤモンドだけですね
劈開性
モアサナイト:なし
ダイヤモンド:4方向に完全
劈開は割れの方向です
劈開方向に対して衝撃を受けると小さな力でも割れます
ダイヤモンドは衝撃に対して弱いです
一方モアサナイトは衝撃に対して強いといえます
光の分散度
モアサナイト:0.044
ダイヤモンド:0.104
輝きの強さと考えられる屈折率はほぼ同じです
分散度は光の広がりです
これが2.5倍大きいモアサナイトは
ダイヤの2.5倍のファイアが確認できるはずです
キラキラとした輝きはモアサナイトに分があります
親油性
モアサナイト:なし
ダイヤモンド:あり
油脂が付いた時にダイヤは
ぺったりと表面に付着します
モアサナイトはそれがなく
油分を取りやすいです
人工で作られる合成宝石のため
品質は安定していますが希少性はなく
価格もダイヤよりも安価です
「モアサナイトダイヤモンド」と
呼ばれる場合もありますが
ダイヤモンドとは別の宝石なので
注意が必要です
ダイヤモンドとの真贋ははっきりと
判断されていると安心ですね
モアサナイトの歴史は
1893年にアメリカに落下した
隕石から発見されて始まります
この隕石は「キャニオン・ディアブロ」と
呼ばれています
モアサナイトのジュエリーとしての利用は
人工で生成されてた1998年からです
現在では製造特許が切れた地域があるため
各地で製造がされています
これから価格が下がっていくことが
予想される宝石です
これからが買い時といえますね
衝撃と汚れに強いダイヤモンドと
考えても良いほど優秀な宝石です
人工に作ることが出来ることから
カラットの大きなものも多くあります
宝石を選ぶ場合に
天然であることを重要視しなければ
コスパのとても良い宝石です
使用に対しての注意点は
ほぼありません
傷や衝撃に強いので
乾拭きから水を使った洗浄も可能で
超音波洗浄機も使用できます
元々汚れが付きにくい宝石なので
管理はとても楽ですね
ダイヤモンドに劣らない宝石です
ダイヤモンドよりも有利な点も多く存在します
天然であればダイヤモンドを選び
合成でも良い場合はモアサナイトを
選ぶのも良い選択だと思います
天然か合成かは宝石にとって
大きな判断基準となります
ご自身で価値を見出して選んで
いただきたい宝石の代表です
極細ウェーブメレリング
FLACIAでは
プラチナと天然ダイヤモンドの
ジュエリーを販売しております
本物のレンタルもありますので
実際に着用して品質と着用感を
ご確認できます
ぜひお試しください
それでは、よい一日を!
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