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【瑪瑙・アゲート】宝石の豆知識
- 2019年10月26日
こんにちは、FLACIAです
宝石の豆知識に
今回は【瑪瑙・アゲート】をご紹介します
瑪瑙(めのう)は、
オパールや玉髄、石英が
岩石の空洞に沈殿してできる鉱物です
沈殿する内包物により
色や模様が多様に変化する事が特徴です
モース硬度6.5~7
10月や8月などの誕生石
石言葉は、
「勇気・長寿・調和」など
名前の語源は
ギリシャ語の「achates:アカテス」に由来します
和名では「瑪瑙:めのう」と呼ばれます
瑪瑙原石
瑪瑙自体は特定の成分の鉱物ではありません
主成分の石英が様々な内包物を取り込みながら
結晶の集合となって蓄積したものが瑪瑙です
瑪瑙は様々な模様を確認できます
模様でどのように形成されたかわかります
瑪瑙の色や模様は特徴的なので
それぞれ異なった名前で呼ばれます
オニキスとモスアゲート
瑪瑙自体は大きなグループなので
それぞれの特徴で区別すると
お好みを見つけやすいですよ
・縞瑪瑙(しまめのう)
層状の縞模様を持つ瑪瑙で、
模様は同心状・平行など様々あり、色も多い
・オニキス
縞瑪瑙の一種、黒や白のもの
平行な縞をもつ
・サードニクス
オニキスの一種、赤と白のもの
・モスアゲート・苔瑪瑙
緑泥石や酸化物を内包して、
苔のような模様を形成したもの
・カーネリアン・紅玉髄
模様の無い、赤やオレンジ色の瑪瑙が分類される
・ファイアーアゲート
玉髄の層が褐鉄鉱で覆われたもので、
虹色の層を見ることが出来る
ファイアーアゲート
世界中で産出される鉱物のため、
産地の名前が付く場合もあります
天眼石やボツワナアゲートが有名です
世界中で産出される瑪瑙は、
見た目の美しさから様々な
宝飾品や彫刻などに利用されてきました
すり鉢や乳棒など
生活に必要なものにも利用されます
仏教の七宝の一つであり、
日本でも産出されます
錦石が有名ですが
明確な定義はないようです
日本では、グループとして瑪瑙と呼びますが、
海外では特徴によって明確に名前を分けて呼びます
様々な形状を形成できることから
ジュエリーとしての利用の幅も広いといえます
よく見かけるものは数珠のような
ビーズを利用したものです
多孔質の鉱物であることから
染色や傷の浸漬処理がされる場合があります
染色や浸漬処理がされているものは、
お手入れは乾拭きまでにとどめましょう
水分の使用は退色等の原因になります
無処理の瑪瑙であれば
乾拭き、ぬるま湯と洗剤の洗浄が可能です
モース硬度7なので、傷に注意しましょう
無処理では超音波洗浄機を使用は可能です
特定の色の瑪瑙は、
紫外線による退色があります
保管は、日光を避けましょう
独特の模様と色を楽しめる宝石です
原石をスライスして販売されることもあるように
模様を楽しめることが一番の魅力だと思います
形状や大きさが様々あり、安価で手に入るので
自分の好みのオリジナルジュエリーを
作成することもできます
色、模様を楽しみながらじっくり選んでください
価格以上に価値の高いものを見つけることが出来ます!
極細花モチーフリング
FLACIAでは
プラチナとダイヤモンドの
ジュエリーを販売しております
本物のレンタルもありますので
実際に着用して品質と着用感を
ご確認できます
ぜひお試しください
それでは、よい一日を!
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