BLOG
【ラピスラズリ・瑠璃】宝石の豆知識
- 2019年09月20日
こんにちは、FLACIAです
宝石の豆知識に
今回は【ラピスラズリ】をご紹介します
人類が最も古くから
利用してきた鉱物とされています
方ソーダ石のグループからなる鉱石です
ラズライト(青金石)を主成分として
ソーダ石、藍方石、黝(ゆう)方石など
複数の鉱石を成分とする半貴石です
モース硬度5~5.5
半透明から不透明な宝石です
ラピスラズリと同じ鉱物構成を持つ
珪酸塩鉱物に「アウイナイト」があります
こちらは透明な青色が特徴の宝石です
12月の誕生石
石言葉は、
「尊厳・崇高・叡智」など
名前の語源は「空/天の青の石」
ラテン語の「石」=「lapis:ラピス」
アラビア語の
「空や天の青」=「lazhward:ラズワルド」
この二つを合わせて
ラテン語で「lapis lazuli」となりました
和名では「瑠璃:るり」と呼ばれます
藍色の鉱石からなり、黄鉄鉱を含むものは
夜空に例えられる外見となります
サンプル画像:オソルコン2世の名が刻まれたペンダント
古くから天を象徴する石として
神聖視されました
さらに神との交信が可能になるなど
神秘的な力のあるパワーストーンと
信じられています
エジプト文明で有名な
ツタンカーメンのマスクの
宝飾としても使用されています
また、古い文献において
「サファイヤ」と呼ばれる青い石は、
「ラピスラズリ」だと考えられています
聖書の中に書かれる「サファイヤ」も
「ラピスラズリ」のことだと解釈されています
仏教においての七宝の中にも
瑠璃があるように
世界中で珍重されてきました
サンプル画像:ラピスラズリ原石
宝飾目的のみならず、
細かく砕いた顔料は
ウルトラマリンといわれ
中世の絵画に利用されています
産地は、アフガニスタンやチリなど
鉱物としては珍しくないため、
産出量も多く、比較的安価になります
宝飾品や芸術品としての人気は高く
多様な利用をされてきました
サンプル画像:ラピスラズリを利用した彫刻品
ラピスラズリは多くの偽物があります
ハウライトに着色したものや
ラピスラズリの石粉を
樹脂に混ぜ込み固める方法などがあり
真贋のチェックは必要です
硬度が低いので傷に注意してください
乾拭き、ぬるま湯と洗剤を使用できます
全て優しく行うようにしてください
薬品に弱いため触れないように
薬品を使うときは外しましょう
染色が施されたものには、
洗剤や石鹸など使用できない事もあるので
少量でテストしてから行ってください
退色の原因となるので
日光や水分を避けて保管してください
サンプル画像:ラピスラズリを利用したアクセサリー
ラピスラズリは同じものがありません
夜空のように濃い藍色から
明るい空色まで幅があります
黄鉄鉱の量でも違った印象になります
比較的安価ですので
ご自身でブレスレットなどの
アクセサリー作りもオススメします
じっくりそれぞれの顔を見ながら
お好みを探してみてください
ご自身用やプレゼントに活躍します!
プレミアム 極細2連クロスハーフエタニティリング
FLACIAでは
プラチナとダイヤモンドの
ジュエリーを販売しております
本物のレンタルもありますので
実際に着用して品質と着用感を
ご確認できます
ぜひお試しください
それでは、よい一日を!
※間違い、ご不明な点がありましたら、「お問い合わせ」よりご連絡ください。