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【オパール】宝石の豆知識
- 2019年09月19日
こんにちは、FLACIAです
宝石の豆知識に
今回は【オパール】をご紹介します
アモルフォス(非晶質)を含む
潜晶質という構造を持つ鉱物です
モース硬度5~6.5
ガラス光沢があり
無色から黄色や緑、青、黒などの色があります
特徴的な遊色効果が
見られることで有名です
遊色を持つものはプレシャス・オパールと呼ばれます
10月の誕生石
石言葉は、
「幸運・純真・希望」など
ギリシャ語の「opallios:オパリオス」に由来する言葉です
和名では「蛋白石:たんぱくせき」と呼ばれます
ケイ素が主な成分となる鉱物で
水中での蓄積や流れ込みによって
形成されると言われています
そのため、宝石には珍しく水分を含みます
水分量は3~20%ほどといわれています
サンプル画像:オパール原石
オパールの歴史は古く
古代ギリシャ時代では神秘的な輝きから
予言をつかさどる石と考えられていました
中世ヨーロッパでは「幸運・美徳」などを
兼ね備えた宝石として扱われています
現代においても幸運の宝石といえば
オパールというイメージが定着していますね
輝きや色によって呼び名が変わります
遊色効果のあるプレシャス・オパールは
まず色の種類で名前が分かれます
ブラックオパール:地色が黒
ファイヤオパール:地色が赤
ウォーターオパール:地色が透明に近い
遊色効果も形状の違いで名前が付きます
ピンファイヤ
小さなパターンが密集
ハーレクイン
幅・角度の大きいパターンの密集
フレーム
全体に広がる帯・筋状のパターン
サンプル画像:ファイヤオパール
遊色高価の無いものは
コモン・オパールと呼びます
コモン・オパールは地色しか見えません
そのため価値は安くなります
白、緑、青のものが多く産出されています
日本で人気のあるオパールは
虹色の遊色効果を持つことから
虹色オパールと呼ばれます
日本でも人気の高いオパールですが、
加工が容易にできる宝石のため、
板状にカットした後に水晶などに
貼り付けたものを売り出す場合もあります
横から見たり、光の当て方を変えるなど
真贋のチェックは重要です
劈開性がなく遊色効果を効果的に見るために
カボションカットで加工されることが多いです
サンプル画像:カボションカットのオパール
硬度はあまり高くないため
傷に注意しましょう
表面に細かい傷がつくと
透明感が失われてしまいます
お手入れは柔らかい布での乾拭き
ぬるま湯と洗剤を使用する場合は、
柔らかいブラシを使用してください
超音波洗浄機は使用を避けましょう
水分を含む宝石であることから
乾燥には弱いといえます
乾燥するとヒビや亀裂が入る可能性があります
保管するときは、場所と方法を再度確認しましょう
サンプル画像:オパール原石
オパール最大の特徴である
遊色の美しさは独特で魅力的です
地色の色からは想像できないほど
多彩な色を放つものもあるので
多くのオパールを探すことをお勧めします
一生の宝物になるお好みのオパールを見つけてください!
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それでは、よい一日を!
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