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【アレキサンドライト】宝石の豆知識
- 2019年09月17日
こんにちは、FLACIAです
宝石の豆知識に
今回は【アレキサンドライト】をご紹介します
変色効果を持った珍しい宝石です
1830年にロシアのウラル山脈で
発見された比較的新しい宝石です
クリソベリルの変種
モース硬度8.5
6月の誕生石
石言葉は、
「秘めた思い・高貴・魅力」など
名前の語源は発見当時のロシア皇太子だった
アレクサンドル2世に由来します
最初に発見されたアレキサンドライトが
献上された日が誕生日だったそうです
和名では「変彩金緑石」と呼ばれます
四大宝石であるダイヤモンド、ルビー、
サファイア、エメラルドに加えて
五大宝石とする場合があります
光に含まれる色調のスペクトルの違いで
見える色が変わる変色効果を持ち
太陽光の下では青緑色、
白熱灯の下では赤色に見えます
この色は、含まれる不純物によるもので
変化の大きさは石ごとに変わります
サンプル画像:アレキサンドライトの色変化(右:ブラックライト照射時)
歴史的にみても
発見されたのは1830年なので
比較的新しい宝石です
産出国であるロシアでは特に珍重されました
その後ロシアでの産出は少なくなり
現在では
東アフリカやブラジル、スリランカ産の
アレキサンドライトが主流です
しかしながら、ロシア産の方が
品質が高かったと言われています
ジュエリーとして
大きいカラットが取れにくいことと
色の変化にも基準があり
条件によっては
ダイヤモンドよりも高価になります
シャットヤンシーを持つものも
貴重で高価になります
サンプル画像:シャットヤンシー効果
アレキサンドライトには
インクルージョンがあまり含まれません
硬度や靭性も強い部類の為
取り扱いは楽だといえます
普段の乾拭き、
ぬるま湯と洗剤の洗浄も可能です
劈開性は無いので衝撃で
劈開することがありません
日常生活での使用に
適した宝石と言えます
アレキサンドライトは色がポイントです
色の変化の度合い、色の濃さ
色合いのバランスが重要になります
条件を上げると大変高価になるため
なかなか使用することは難しいですが
一度持つと手放したくなくなる宝石と
言われるほどに魅力的な宝石です
「宝石の皇帝/王様」などと呼ばれる宝石ですので
いつかは手に入れてみたいものですね
※注意※
悪質な販売店では、画像での説明の際に
ブラックライトを当てて変色させるそうです
実物をしっかりと確認するか
信頼できる販売店で手に入れてください
極細ウェーブメレリング
FLACIAでは
プラチナとダイヤモンドの
ジュエリーを販売しております
本物のレンタルもありますので
実際に着用して品質と着用感を
ご確認できます
ぜひお試しください
それでは、よい一日を!
※間違い、ご不明な点がありましたら、「お問い合わせ」よりご連絡ください。