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【トパーズ・黄玉】宝石の豆知識
- 2019年09月06日
こんにちは、FLACIAです
宝石の豆知識に
今回は【トパーズ】をご紹介します
モース硬度8
エメラルドと同等の硬さがあります
ケイ酸塩化合物で
無色、黄色、ピンク、
青、褐色などの色を示します
その中でも、
オレンジピンクや黄金色が希少とされ
「インペリアルトパーズ」と呼ばれます
11月の誕生石
石言葉は、
「誠実・希望・友情・潔白」など
サンスクリット語で「火:tapas:タパズ」
ギリシャ語で「探し求める:topazos:トパゾス」
(トパゾスは当時の島の名前)等が
語源とされますがはっきりしていないようです
和名では「黄玉」と呼ばれます
サンプル画像:黄色のトパーズ
トパーズは2種類に分けることが出来ます
「OHタイプ」と「Fタイプ」です
トパーズ内に含まれる
「水酸基(OH)」と「フッ素(F)」の
優劣によって分けられます
「OHタイプ」
インペリアルトパーズ
ピンクトパーズ
ピンクやオレンジの色が特徴です
特徴として
光による退色がおこりにくい
結晶は長く鋭角になりやすい
「Fタイプ」
大半のトパーズはこのFタイプ
ブルー、グリーン、ホワイトなど
こちらは無色から青系の色が人気ですが
褐色などブラウンやオレンジもあります
特徴として
光によって退色する
結晶は丸みを帯びたものが多い
トパーズは、
ブラジルやロシアで産出します
実は日本でも産出があり
岐阜県や滋賀県が有名な産地です
紅海にあるトパゾス島(現ザバルガット島)で
紀元前から発掘されていたと言われます
発掘され始めてしばらくの間は、
ペリドットとトパーズは混同されていました
欧州では、儀式等で利用されてきました
インペリアルトパーズという名前は
ピンク色のトパーズが発見され、
皇帝への献上品となったことから
「皇帝=インペリアル」と名前が付きました
インペリアルトパーズはブラジルで産出されます
インペリアルトパーズの人気は高いですが
スカイ・スイス・ロンドンと名が付く
濃淡の違うブルートパーズも人気があります
サンプル画像:青色のトパーズ
Fタイプのトパーズは日光に注意しましょう
はずす時は袋や箱に保管してください
一部のトパーズには
コーティング処理がされている場合があります
コーティングは耐久性が低いので摩擦に弱いです
トパーズ自体は、
ぬるま湯で洗剤による洗浄が可能です
洗浄を行う際は、
傷よりも圧力のかかり方に注意してください
傷はつきにくいのですが、
押し組むような力には
弱く割れる場合があります
これは、トパーズの靭性と関係しています
靭性があまり高くないので
衝撃によって割れる場合があります
更に、高温や超音波洗浄でも
割れる危険性があるので気を付けましょう
力を加えなければ、
家庭でも簡単にお手入れすることが可能です
多彩な色がトパーズの魅力です
硬度は高く傷に強いことも魅力ですが、
衝撃に弱いのが玉に瑕です
インペリアルトパーズ以外は
安価なことが多いので
カラットの大きなものも選びやすいです
カラーには濃淡の違いもあります
お気に入りのトパーズを
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FLACIAでは
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それでは、よい一日を!
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