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ジュエリーが錆びる原因とは【金・プラチナ・シルバー】
- 2019年06月21日
こんにちは、FLACIAです
皆さんは
お使いになっているジュエリーが
錆びてしまったことはありますか
錆は、金属が酸化することです
腐食と呼ばれる反応のひとつで
他にも硫化、溶解等など
見た目や質が変化する反応は多くあります
今回は、そんな錆や腐食の原因を
貴金属の種類ごとにご紹介します
まず、ジュエリーの基本として
割金と呼ぶ金属を使用することを
覚えておきましょう
ジュエリーは強度や色味の調整を目的に
貴金属以外に他の金属を混ぜます
これが割金です
割金は、
種類が違う金属であることが
大切なポイントとなります
ジュエリーに使用される
貴金属ごとにまとめていきます
プレミアム クロスリング
FLACIAでも使用している
プラチナからご紹介です
白金|プラチナ
純プラチナは
酸・塩基にも強く変質しません
錆びない金属と考えていいでしょう
ジュエリーで利用されるプラチナは
Pt950とPt900が主で
5%~10%の割金が混ぜられます
日本では割金に
パラジウムとルテニウムの利用が多いです
この2つも比較的強い金属なので
日常で、錆・変質の心配はほぼありません
プラチナのリングは
お風呂・漂白剤・カラーリングなど
酸や塩基の薬品に触れても問題ありません
普段使いのリングにピッタリの素材です
注意
海外製品では
ニッケル・銀・亜鉛が使われることがあります
この場合では錆びる可能性があります
プラチナではなく
割金が錆びる場合に注意が必要です
まとめ(※日常シーン)
白金(プラチナ) | 変質しにくい |
パラジウム | 変質しにくい |
ルテニウム | 変質しにくい |
ニッケル | 変質しやすい |
銀 | 変質しやすい |
亜鉛 | 変質しやすい |
リトルモチーフリング
金|ゴールド
純金もプラチナ同様に、錆びません
問題となるのは、合金にするときの
割金の種類と量です
K18 = 金75%:割金25%
K10 = 金41%:割金59%
このように割金の割合が多いものがあります
割金に使用される金属は、銅や銀が多く
この2つは変質しやすい金属です
酸・塩基の薬品等に触れさせると
錆や変質が起こるので
ご使用の際は、外しておきましょう
ご家庭のお風呂は問題ないのですが
銀は硫化水素と反応するので
温泉では外してください
色の違うパープルゴールドには
変質しやすいアルミが使用されます
ゴールドジュエリーは色の調整に
多くの金属を利用するので
割金の確認は必須です
変質・錆としては、
色が濃く見えるような変化が起こります
ひどい時は点錆や色ムラのようになります
ご注意ください
まとめ(※日常シーン)
金(ゴールド) | 変質しにくい |
銅 | 変質しやすい |
銀 | 変質しやすい |
アルミニウム | 変質しやすい |
銀|シルバー
銀は硫化という反応をします
硫化水素と反応し黒く変質することです
いぶし・古美仕上げという加工は
これを利用したものです
日常にある酸や塩基の薬品には
反応しにくいと言えます
しかし、
他の貴金属よりは変質しやすいので
薬品と触れさせるのは避けましょう
シルバー925は
銀が92.5%
残り7.5%が割金です
銀が変質しやすい為
日頃のお手入れは欠かせません
使用後はクロスで磨くと
輝きが長持ちします
銀は光の反射率が金属の中で一番高いので
表面はいつもきれいに保ちたいですね
プレミアム ハーフエタニティリング
全体をまとめると錆に強い素材は
①白金|プラチナ
②金|ゴールド
③銀|シルバー
となります
ずっと着けっぱなしにできるのはプラチナです
ゴールドも日常では心配なく使用できます
シルバーは手間がかかりますがその分愛着が湧きます
皆さんのジュエリーは確認できたでしょうか
今回は貴金属についてご紹介しました
いつまでもジュエリーを
綺麗にご使用できますように
リボンリング
FLACIAでは
本物のプラチナリングの
レンタルをご用意しています
普段の生活で一週間ご使用いただき
着用感や品質をご確認いただけます
お洒落のアクセントとしても
お楽しみいただけますよ
それでは、よい一日を!
※変質しないことを保証するものではありません。ご理解のうえご使用ください。 ※間違い、ご不明な点がありましたら、「お問い合わせ」よりご連絡ください。